令和7年7月分原料調整相当について

本来、7-9月分原料調整のご連絡をすべきところですが、皆様もご存じのとおり、中東情勢が不安定であるため輸入価格(スポット)が乱高下しています。
そのため、7-8月分の原料調整を据え置き、改めて9-11月価格を8月に決定します。
戦争(紛争)による影響ですので、ご容赦頂きたく思います。

現況の市場動向
アラムコCP7月価格は、ほぼ横ばいの575ドルとなりました。
現実的には、現在、日本はほぼ中東からプロパンを輸入しておりませんが、輸入元メーカーの指定により7割を中東輸入の前提で卸売価格が決まっています。
一方、米国の関税政策により、中国の米国産プロパンが壊滅した反動で、中国の中東産プロパン輸入が激増し、中東産価格の引き上げに繋がっています。
米国の関税施策、イラン-イスラエル戦争への介入は、その全てが中東エネルギー価格の上昇を促す結果となっています。
本来、値下がりすべき夏場の価格が高止まりする結果となっておりますので、今冬の価格に大きな不安がある情勢です。

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